会長ご挨拶


一般社団法人 山口県臨床検査技師会 会長 楢林 秀記
  

春寒しだいに緩むころ、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。会員の皆様、賛助会員の皆様におかれましては平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、一般社団法人山口県臨床検査技師会の役員改選に伴い、令和3年度定期総会において理事として選任され、その後の理事会にて令和4年度、5年度の会長に就任することとなりました萩市民病院の楢林 秀記と申します。微力ながらこれまで諸先輩方が築き上げてこられた事業を継承し、精一杯務めて参りますのでどうぞ、よろしくお願いいたします。
 
当会は職能団体であることを念頭に会員の知識や技術の研鑽により、医療の質の向上を目指し、県民の皆様の健康増進ならびに公衆衛生向上のための活動も行っています。令和2年度の日本臨床衛生検査技師会の重点課題は、組織強化、技師教育改革、医師の働き方改革への対応です。当会では日本臨床衛生検査技師会と連携しながら、社会情勢や社会ニーズに則した運営を目指し、組織作りに取り組んでいきたいと考えております。
おかげさまで一般社団法人山口県臨床検査技師会の会員数は今年4月に840名を超え、中四国支部9県では広島県、岡山県に次ぐ3番目に会員数の多い県となりました。
さて、2019年末より猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症の拡大から早3年が経過しましたが未だに医療現場では暗い影を落とし、生活への制限を余儀なくされています。そんな中、日夜、目に見えないウイルスとの闘い、患者対応に頭が下がる思いでございます。
ただ、悪いことばかりではありません、新興感染症のおかげといってはなんですが「PCR」という言葉が当たりまえに世の中にあふれ、クローズアップされている昨今、今、臨床検査技師という職種も少しずつ、認知が向上しているようにも思います。今がチャンスと捉え、臨床検査技師の認知度アップにつながる策を模索していきたいと思います。
また、日臨技のタスク・シフト/シェアに関する厚生労働大臣指定講習会、臨地実習指導者講習会への対応さらには災害対策など日臨技と連携し、学会、研修会のみならず、国民に向けた医療向上の啓発活動も積極的に行っていきたいと思います。
各施設におかれましては検体採取、医師の働き方改革への対応にも柔軟に対応されていることと存じます。
研究班の研修会も各部門が工夫して開催され、従来の現地開催の時と比べ、参加数が大きく増加しております。今後も会員の皆様の期待に応えられるような技師会活動をしていき、少しずつではありますが、現地で対面での研修会を増やし、従来通り、サーベイ報告会、山口県医学検査学会、定期総会も現地開催を目指していきたいと思っています。何より、会員相互のコミュニケーションが図れればと思っています。また、ホームページの充実、WEBを利用しての情報発信も進めて参ります。
技師会活動が円滑に行われるよう理事一同、頑張ってまいりますので引き続き、ご理解を賜り、ご支援を賜りますようお願い申し上げますよう、よろしくお願い申し上げます。
 


会員数(2022年6月21日時点)
  行政区 会員数
下関支部 下関市 133
宇部支部 宇部市、山陽小野田市、長門市、美祢市、山口市(一部) 248
山口支部 山口市、防府市、萩市、美祢市(一部)、阿武郡  231
周南支部 周南市、下松市、光市  129
周東支部 岩国市、柳井市、大島郡、熊毛郡、玖珂郡  100
合計   845

支部長 名簿 (2022年6月21日時点)



下関支部  宮田 千鶴  (下関医療センター)
宇部支部  幸  敬子  (長門総合病院)
山口支部  櫛山 因   (済生会山口総合病院)
徳山支部  早川 誠   (徳山中央病院)
周東支部  蓑田 誠治         (周東総合病院)