例えば、皆様が体調不良で病院や診療所など医療機関へかかると、病気の原因を調べるために血液検査や心電図検査などの検査が行われることがあります。

この検査を担当し、医師に検査結果を報告し、どのような病気の可能性があるのか、病状はどの程度なのかを科学的に見えるようにするのが臨床検査技師の役割です。

検査をしなければ医師は病気の診断を確定することができませんし、適切な治療も行えません。

検査結果を最も早く目にする臨床検査技師は、問診だけでは分からなかった病気を発見し、緊急性があると判断した場合すぐに医師に伝える重要な役割です。
つまり、正確で確実かつ迅速なな検査が求められているのです。
確実だからこそ、患者様の健康に重篤な影響が出る前に適切な治療を行うことができます。

医師や看護師のように表に立って皆様の健康を守るという役割ではありませんが、地域医療の信頼と確実性、そして医療の可能性と未来を支える、チーム医療には欠かせない存在なのです。

臨床検査技師は検査のスペシャリストとして、地域の皆様と科学の架け橋となり、日夜活躍し続けています。